NO MORE FUKUSHIMAS    


  2011年10月11日 発売
  あかね文庫14 四六判 312頁
 
  定価(本体 2,500円+税)
  ISBN 978-4-89989-097-3

 日本図書館協会選定図書



チェルノブイリを超える原発事故はなぜ起きたのか?
                                  

 「広島原爆三十個分の放射性物質(セシウム137は一六八個分)を撒きちらした四基の原子炉からは今も毎日五〇億ベクレルもの放射性物質が漏出しつづけており、日本全土を、いや全地球を汚染しつづけている。周辺の高濃度汚染地域は、今後数十年にわたって人の住めない死の大地≠ニ化した。」
 「この未曽有の福島第一原発事故は、『想定外の津波』による天災≠ネどでは断じてない。『地震の巣』と言われる日本列島に六十基にものぼる原子炉や核燃料サイクル施設を建設してきた歴代自民党政府とこれをひき継いだ民主党政府、これを頂点とする『原子力ムラ』=政・財・官・労(労働貴族)・マスコミ・学界の<鉄の六角錐>がひきおこした犯罪にほかならない。」
 「この罪は、アメリカ帝国主義権力者の広島・長崎への原爆投下にも匹敵する。」 
 ――――巻頭論文より抜粋
                                                



ノーモア・フクシマ 世紀の核惨事

 [目次]
  [T]

人類史上最悪の核惨事 ……………………………………………
  一 チェルノブイリを超える原発事故
  二 原発・核開発の根本的破産

原発「安全」神話の完全崩壊 ………………………………………
  一 隠蔽と居直りに汲々とする政府・東電経営陣
  二 事故の深刻性とその根拠

原発の再稼働に突進する野田政権 ………………………………
  一 独占資本家の意を体した「原発堅持」の表明
  二 核燃料サイクル開発への固執
  三 新たな核惨事の危機

日本共産党の原発政策の犯罪性 …………………………………
  T 突然の「原発ゼロ」宣言
  U 「原発ゼロ・プログラム策定」という代案の欺瞞性
  V 日共の原発政策の歴史的ジグザグ

怨霊鎮め≠フ「文明災」論 ………………………………………
   ――梅原猛の「福島原発事故」評論をめぐって
  A 高級なる免罪論
  B 「文明災」論の射程
  C マルクス殺し≠フ祟り
  D 「草木国土悉皆成仏」思想の復活?
  E 怨霊鎮め≠フ梅原哲学


















  [U]

チェルノブイリ以後二十五年 …………………………………………
  A 二十五年後のチェルノブイリ
  B わがチェルノブイリ原発事故弾劾闘争の革命性
  C チェルノブイリとフクシマ

チェルノブイリの悲劇 …………………………………………………
  A 世紀のカタストローファ
  B ソ連製巨大技術の叛逆
  C 反労働者的軍事=経済政策の帰結
  D ゴルバチョフの苦悶と居直り

チェルノブイリ原発事故をめぐる思想問題 ………………………
  A 技術主義的分析への陥没
  B 技術主義に陥没した主体的根拠

「もんじゅ」ナトリウム火災事故 …………………………………
  〔補〕 「もんじゅ」を廃棄せよ

東海村JCO臨界事故  …………………………………………
  T 虚構の「安全宣言」
  U 露わとなった原発・核開発の根本的破綻

福島大事故の予告 …………………………………………
  ――中越沖地震に直撃された東電柏崎刈羽原発
  A メルトダウン寸前の重大事故
  B 活断層を無視したズサンな耐震設計審査
  C 無謀な運転再開


  コラム   @住民を放射能にさらした菅政権
       A原発労働者に大量被曝を強制
       B原発「安全」教育のウソ八百
       C事故をめぐる各国権力者の対応
       D米軍が日本国軍と実戦訓練
       Eスリーマイル島原発事故

  図    @地震列島に五十四基の原発
       A福島第一原発1〜4号機の現状
       B政府の核燃料サイクル構想
       C2号機の汚染水流出経路
       D炉内中継装置落下事故
       E折れた温度計

  年表   原子力開発と原発事故の歴史

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